
日が昇り、空が明るくなると、雲が空を覆っているのがはっきり見えて、ああ。。。と私たちは落胆しました。
夜の間は、あんなに星が見えていたのに。。。
刻々と日食の時間が近づいてきます。
「第1接触まで、あと1時間」とか、星の達人のFさんが教えてくれます。
あ、そうそう。
月と太陽が重なり始める、そのときのことを、「第1接触」と言うのだそうです。
完全に重なる瞬間のことを「第2接触」、皆既日食の終わりを「第3接触」、
月と太陽が完全に離れるときを「第4接触」。
皆既日食は第2接触から第3接触までの間、
第1から第2、第3から第4までが部分日食です。
うひー、なんだかかっこいいですね〜
しかし。。
雲が空を覆っている間に第一接触は終わってしまいました。
せっかくカウントダウンしてたのに、なんとなく空が薄暗くなったような気がするだけで、「日食が起こっている」という実感はゼロ。
うう〜ん、全く見えない。。。
そして全く見えなくても、太陽と月はずんずん重なっていってるらしく、だんだん、空が暗くなっていく。。
ような気がする。。。
曇ってるからもともとちょっと薄暗いし、ちょっとずつ光が減っていくと、それに目が慣れていくわけで、全然わかんないんですねえ。
「晴れろ〜、晴れてくれ〜」
という願いもむなしく、雨がざーっと降ってきたり。
だけど。
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