2014年06月21日

野に咲く工芸 宙を見る絵画 藤井達吉展に行ってきました

藤井達吉展

渋谷の松濤美術館で、『藤井達吉の全貌』展を見てきました。
明治時代に土星を描いた不思議な画家。
暗い夜空に土星だけがぽこんと浮いた掛け軸なんて、達吉以外、どんな画家も描いてないんじゃないでしょうか。

作品は日本画や油絵、木版画、七宝、手透き和紙など、とても多彩で、ひとつの作品の中にいろんな技法を使っていて、とても面白い。麻布に絵を描き、刺繍で縁取ってみたり。

特に、トンボと百合の絵を描いた文箱やら、梅の花が美しい三段の重箱みたいな文箱やら、やたらと素敵な箱が気になりました。何を隠そう、私は無類の箱好き。一時期、狂ったように手作りの箱を作りまくっていた時代もあり、箱を見るとじっとしていられません。

えっと、占星術的に言いますと、土星というのは限界とか枠とかを表します。それは、長いこと太陽系の一番はしっこにあるのは土星だと思われていたためです。近代になって発見された、天王星・海王星・冥王星はトランスサタニアンと呼ばれて、区別されています。

私は、土星ってのは、太陽系を包む箱のような星に思えて仕方がありません。

土星を描いた藤井達吉が箱をいっぱい作った、っていうのは、なんだかとても自然な気がするのです。

ところで、7月8日からの後期展示では、本物の鳥の羽を使った作品も見られるらしいです。学芸員の方も、すごいと思いつつ、ちょっと気持ち悪いなあと思ってしまったそうで、とても興味深い。なので、また行かなくっちゃと思っています。

ポストカード

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2013年05月03日

『貴婦人と一角獣』展に行ってきました☆

我が唯一の望み

今日はほんとうは映画に行こうと思っていたんですが、お目当ての映画館のある渋谷に着いた途端、なぜか気が変わり、地下鉄に乗り換えて乃木坂へ。

そして、国立新美術館の『貴婦人と一角獣』展に行ってきました☆

写真は絵ではなく、布。
糸を使って丹念に編まれた、巨大なタピスリーです。

ご覧のように、貴婦人と一角獣だけでなく、獅子も描かれているんですけどね。

真ん中に貴婦人、右手に獅子、左手に一角獣。
右は流れを作り出し、左は流れがからだに入ってくると何かで読みましたけれど、獅子と一角獣は貴婦人の陽と陰、ふたつの顔を表しているのかもしれない、なんて考えながら、作品を鑑賞してきました。


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2013年04月06日

8年越しのシャドウ・ボックス

シャドウボックス展

今週末、東京は嵐の予報。
強風が吹くぞ〜!雨も降るぞ〜!
都民のみなさんは外出を控えてください〜!
などと言われる中、自由が丘に出かけてきました。

目的は3Dアート シャドウボックス展。
8年ほど前に、グループ展にガムテの箱を出品したことがあったのですが、その時に出展なさっておられた、北村律子さん、沼田匡代さん、藤原芳美さんの仲良し三人組の展覧会です。


そうです。
私はもう、彼女たちの作品を8年も見続けているのです。
シャドウボックスとは、絵を切り抜いてニスを塗り、何枚も重ねて立体感を出したもの。
8年前、私はシャドウボックス、というものをはじめて見て、その繊細さと色彩の美しさ、質感の面白さに魅了されました。
今回も、もちろんそれは変わりないんですけれども。

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2010年01月24日

木村伊兵衛とアンリ・カルティエ=ブレッソン 東洋と西洋のまなざし


決定的瞬間昨日、恵比寿の東京都写真美術館に行ってきました。
「木村伊兵衛とアンリ・カルティエ=ブレッソン
東洋と西洋のまなざし」
という展覧会を見るためです。

木村伊兵衛さんとアンリ・カルティエ=ブレッソンさん、お二人とも有名な写真家で、そしてお二人とももう亡くなっています。

写真は、アンリ・カルティエ=ブレッソンさんの「サン=ラザール駅裏、パリ」という、1932年の作品です。まるで、絵画か影絵みたい。まさに決定的瞬間。

亡くなった方の撮った写真、しかも白黒写真は、それがご本人とは関係のない被写体であっても、なんだか全て遺影みたいだなあ。。なんてことを感じながら見てきました。


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2009年10月25日

「静寂と色彩」 月光のアンフラマンス


月光のアンフラマンスエンマ・クンツ















2週間ほど前、川村記念美術館の「静寂と色彩」 月光のアンフラマンス展に行ってきました。

それまで川村記念美術館の存在すら知らなかった私ですが、渋谷の駅に貼られたこの展覧会のポスターがあまりに素晴らしく、「行きたい!」という気持ちに駆り立てられました。

当麻曼荼羅図場所は千葉県の佐倉市。ううむ、成田空港の近くか。。遠いなあ〜と思いつつ、朝10時半に出発!電車の乗り継ぎなどに手間取り、着いたのは午後の2時でした。


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2009年09月07日

うれし恥ずかし はじめてのスクラップブッキング


すくらっぷ

















この前の日曜日、衆議院選挙をすませた後、スクラップブッキングの展示会に行ってきました。

主宰は、ときどき、このブログにコメントくださる、ゆみさん。

スクラップブッキングって、前から興味あったんです。写真を綺麗にカットして、カラフルな台紙に貼って、思いを込めて飾る。。
たぶん、結婚して、こどもでもいたら、絶対やってたと思う。

会場にもたくさんありました。
小さなお子様の写真。花やハートに飾られた、天使たち。

展示会のタイトルは「奇跡の贈り物」というのですけど。

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2009年05月14日

阿修羅展と『阿修羅のジュエリー』


阿修羅のジュエリ-先週はゴールデンウイークだった。。と思うと、なんだか不思議な気がします。
今回のゴールデンウイークは、旅行もせず、ずーっと家にいたんですが、最高でした。。
私、今年45歳になるんですけどね。占星術では45歳から、木星期ってやつに入ることになってるんですが、私の木星は牡牛座にあります。

牡牛座はずーっと家にいて、ひとりでずーっとぼうっとしたり、ずーっとお気に入りの食べ物を食べ続けたりする星座です。私、はやくも木星が輝きを増してきたのか、家が大好きになってしまい。

はは、でもまあ、全くこもりっきりというわけではなくて、ちょっとは出かけたりしたんですけどね。
そのひとつが、国立博物館で開催中の阿修羅展でした。
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2008年04月30日

ゴッホとテオの物語『にいさん』


にいさん明日、5月1日はゴッホの弟、テオの誕生日だそうです。
今日、会社のお昼休みに、オアゾの丸善で行われている、ゴッホとテオの物語『にいさん』出版記念原画展をのぞいてきました。
いせひでこさんという方が書かれた絵本の原画展です。

私はあんまり詳しくないのですが、ゴッホにテオという弟がいたことは知っていました。
ゴッホを金銭的にも精神的にも支えたのが、テオだったということ。

『にいさん』は弟テオの視点から、ゴッホを描いた絵本です。

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2008年04月27日

薬師寺展に行ってきました☆


薬師寺展おとつい、仕事帰りに上野の国立博物館に行き、薬師寺展を見てきました。

チケットを用意してなかったので、入り口でお財布を出して料金を確かめていたところ、
「あの、チケット買われるんですか?」
と見知らぬ女性から声をかけられました。
「はい。。?」
「あの、チケットあまってるんで、これ、差し上げます!」
「ええっ、そ、そんな、いいんですか!?」
「いいんです、いいんです。あまっちゃうともったいないから」

そういって、女性は私に招待券を握らせると、逃げるように中へ入っていきました。

私のてのひらには確かに、薬師寺展のチケット。
ああ、なんていいひとなんだ〜
これも御仏のお導きか〜

なんて感謝しながら、私も中へ。

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2008年02月15日

☆ 香りと恋心 ☆ バルビエのイラストレーションと香水瓶 展


バルビエ

























いつも伺っているcaeruleaさんのブログで、バルビエの展覧会のことを知り、今日、仕事帰りにさっそく行ってきました。

ジョルジュ・バルビエ(1882〜1932)はアール・デコの代表的イラストレーターだそうです。
私は全く知りませんでしたが。。

色づかいが綺麗で、花や木のモチーフが効いていて、服の模様やフリル、髪飾りや帽子がお洒落!
意味深な表情やポーズに、ドラマを感じて、いつまで見ていても見飽きない。。
す、素敵〜っ!

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2007年02月18日

「マーオリ 楽園の神々」に行ってきました☆


クジラの島の少女今日、上野の国立博物館のマーオリ展に行ってきました。実は先週も行ったんです。

先週は「クジラの島の少女」という映画も観ました。
マーオリというのはニュージーランドの先住民で、クジラに乗ってハワイキという場所からやってきたという伝説があります。この実際の伝説と現在のマーオリ族のかかえる葛藤を見事に描ききっていて、とてもとても素晴らしかった。

主人公の女の子はクジラに乗ってやってきた英雄、パイケアの名を持ち、凜として、でも泣き虫で最高にかわいかったです。

マーオリ展では、映画の中に出てくるワカと呼ばれるカヌーや武器、ネックレスや島に伝わる伝統的な楽器などが沢山展示されていました。まるで映画の中にいるみたいであまりにも心地いい。。

それで、今週もまた、行っちゃったんですねえ☆

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2007年02月06日

フラワーライブは無事終了☆

日曜日、しずくまち♭さんと目白のフラワーショップ「花よろず」さんとの合同企画フラワーライブに行ってきました。

毎回、植物の放つ酸素の濃い新鮮な空気と香りにうっとりしているのですが、今回のお花は水仙・フリージア・ヒヤシンスということで、いままでで一番香りが良かった。

そこにいるだけでお肌がみずみずしく生まれ変われそうな。

ナカヤマカズコさんの花にまつわるお話しの朗読と、ウクレレとピアニカの音楽も素敵でした。
ワンドリンクつきということで、私は赤ワインをチョイス。かるーくほろ酔いかげんで、物語と音楽、そして香りに包まれました。


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2007年01月08日

九州国立博物館で「若冲と江戸絵画」展を観てきました☆


九州国立博物館
































帰省から戻ってきて2日たったのですが、からだの中に、まだ福岡が残っていて、不思議な感じです。
動くとね、たぷんたぷん、って、私の中の福岡が波打つような気がするんです。

まだ故郷にいるような。。
地に足がついてない感じです。

写真は九州国立博物館です。
わりかし最近できたんですけど、これができることは私が大学時代から言われていて、だから大学の先生に、
「もしかしたら役に立つかもしれないから、博物館学芸員の資格を取りなさい」
と言われて、素直に資格を取ったのが20年前。
しかし、肝心の博物館が建ったのがちと遅すぎます。
せっかくの資格も役にはたちませんでしたなあ。。


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2006年11月15日

ダリ展に行ってきました☆


ネロの鼻の近くの脱物質化今日は自分へのプレゼントとしてお休みをもらい、美術館に行ってきました。
ほんとはこないだ行った「仏像展」で湖北地方の十一面観音さまについての講演会があったので、それに行こうと思ったのですが、定員いっぱいで入れず。。


ウイークデーなのに、ものすごい人混みで、すごすごと会場を後にし、ダリ展へ移動しました。
こっちも多かった〜
水曜日なのにあっちもこっちもコミコミで、土日はいったいどうなるんでしょうと思いました。


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2006年11月05日

仏像 一木(いちぼく)にこめられた祈り


表徴の帝国



















おととい、上野の国立博物館に行ってきました。
「仏像 一木(いちぼく)にこめられた祈り展」。
一本の木から作られた仏様が146体も集結なさっていて、見応えある展覧会でした。

仏像って不思議だ、と前から思っていました。
ひとが木から作ったものなのに、できあがった瞬間に木は仏様になり、人々の迷えるこころやからだを救ってくれる存在になる。

実は、いつか仏像を主人公にする作品を書きたい、と、今年の初夏に旅行に行った台湾で、私は思い始めたのです。


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2006年08月20日

福岡アジア美術館で陳進展を見てきました☆


合奏_1934



















先日、故郷福岡へ帰省したのですが、思いがけない幸運に恵まれました。

それは、この写真の絵を見ることができたこと。
福岡アジア美術館で、台湾の女流画家、陳進さんの絵画展を見ることができたことです。

いつも楽しみにお伺いしているred_pepperさんの「夙川日記」で、陳進展を紹介なさっているのを読ませていただき、うわあ。。この絵が見たい。。と熱く思っていたのでした。


悠間_1935サンティモン社の女_1936






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2006年05月21日

藤田嗣治展に行ってきました!


猫_1940_国立近代美術館















国立近代美術館で行われている、藤田嗣治展に行ってきました。
おとついの金曜日に行ったんですけどね。
最寄りの竹橋駅に着いた瞬間から、ちょっと異様な雰囲気。
だって、ウイークデーの昼間だっていうのに、すごい人なんだもん。みんな吸い込まれるように同じ方向へ行く。。
ああ、もしや。。。と思ったら。

美術館の前はものすごい、ひと。

「ただ今、50分待ちでーす!!」
拡声器を持ったスーツ姿の男のひとが、『最後尾』と書かれたプラカードを高々と上げて叫んでいます。

はあ〜。。。


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2005年04月24日

ラ・トゥール展に行ってきました

国立西洋美術館のラ・トゥール展に行ってきました。
ラ・トゥールって、私は全然知らなかったのですが、フェルメール好きな友人が関心を持ってるみたいだったし、フェルメールも私はよく知らなかったりするのですけど、なんか謎めいた画家らしいので行ってみることにしたのでした。

行ってみてびっくり!
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2004年11月07日

岩崎紘昌さん監修のアンティークフェア

池袋西武の『暮らしの中の骨董アンティークフェア』に行ってきました。
監修はテレビ番組『なんでも鑑定団』の岩崎紘昌さん。
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