2007年08月26日

携帯小説の企画がはじめて通りました☆

携帯小説の学校に通っている、ということは前に書きました。
あいかわらず、なかなか先生のおめがねに叶うものが書けず、苦戦しております。。

えっと、私の通っている携帯小説の学校は、携帯小説のサイトを運営なさっている会社がやっているものです。先生はその会社の社長さん。

で、私たち生徒はなんとか先生&編集部のおめがねに叶うものを書き、あわよくば携帯サイトにのっけてもらって携帯小説デビュー☆を狙ってるわけです。

しかし。。。
なかなか企画が通りません。
というか。。



先生はどんな企画でも、作品にしていい、と一度は仰るのですが、実際に書いて持っていくと、
「ああ。。これでは。。。」
みたいなことになり、結局企画で通ってないものは作品書いてもダメなんだと悟り。

私ももう、6本くらい、携帯小説の企画を出したのですね。携帯小説はエロがいいと聞けば、一生懸命エロい企画を書き、また、出した企画の中で、私の実生活を生かした派遣社員の恋みたいなのが先生の食いつきが良かったので、派遣はつらいよ的な小説を書いてみたり。

で。。
こないだ先生にはっきり言われたのです。

「あなたの小説はよく書けてる。うまいよ、サラサラ読めるし。うん、悪いところはない。
でも。。
これという良いところもないんだよね。こういうのが一番困るんだ。下手だったら、もう止めろって言えるけど、下手じゃないし。

でも、はっきり言うけど、このくらい書けるひとは山のようにいる。山の中のひとりの中から抜け出す、突き抜けた所が見あたらないんだよ」

ううう。。。
きつい、言葉です。

私は平静を装いながら、もう、止めろってことなのかな。。と思いました。

何か言い返したいと思いましたが、ぐうの音も出ません。。

けど。

たぶん、これが編集と作家のタマゴの関係なら、これで終わりだったと思います。
でも、私は生徒で、相手は先生。受講期間中は、どんなに見込みのない生徒でも、生徒が受講を放棄しない限り、先生は生徒を指導する義務があります。

先生はぱらぱらと私の原稿を見直し

「んっ」
と、何か発見したような声を出しました。

「君、もしかして童話書いてた?」
「は、はい」

びっくりしました。
私が書いた原稿は現代的な派遣の生活であって、ファンタジックな要素は全然ありません。
「最近、多いんだよね、童話から携帯小説に流れてくる作家さんって。そういうひとたちと共通する空気がある」

「あの。。」
私はおずおずと聞きました。
「童話、でもいいんですか?」
「いいよ。うちのサイトにも童話出すことあるし」
「わかりました、じゃあ、童話書きます!企画を明日の朝、2本送りますから、見込みのある方を選んでください!」

というわけで。
緊急に企画を2本、翌朝に送りました。
メールを送った瞬間に祈りました。
どうか、企画が通りますように。

ひとつは私が東京で小説を書き始めた16年前から温め続けている話、もうひとつは、去年傷心旅行で行った台湾で、奇跡のように私の中に降ってきた物語です。
このふたつは私の最後の切り札。
これがどちらもダメなら、ほんとうにもう、この生涯で文学を志すのは辞めなくてはならない、と思いました。

そうしたら。
企画を送ったその日、帰宅してすぐにメールをチェックすると、先生からきちんとメールが届いていました。

「2作ともいいと思います。時間が許せば、どちらも書かれてみてはいかがでしょう」
と。

はじめて先生に、認めてもらった瞬間でした。
全身が安堵でゆるみ、まだ小説書いてもいいんだと思いました。

がんばって、いい作品を書かねば。。
もちろん、ほんとうは携帯小説はエロがいいので、童話はうまく書けてもあんまり売れないかもしれないとは思いますが、そしてあんまり売れない作家の命は短いかもしれませんが、それでも、がんばれる場所があるのは嬉しい。。

がんばります☆
教室はあと2回で終わりです。



posted by kanaliyahouse at 14:56| Comment(12) | TrackBack(0) | 太陽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
はじめまして。
先生に認めてもらえてよかったですね。私も、ネット小説を今年から書き始めました。無料の小説支援サイトに登録してスペースをもらって、ほぼ毎日更新しています。趣味の範囲なので、プロになろうとかそんな気概もないのですが、でも楽しくて毎日パソコンを開いています。子育ての毎日に張り合いがでました。でも、今はちょっと夢中になりすぎて子供の世話をしているときも、ついついストーリーの続きを考えている自分がいます。世界を創造する事は、本当に楽しいですよね。私の場合は、エロ小説の部類なので、恥ずかしくて皆さんには紹介できませんが(笑)とにかく、いい小説が書けるといいですね!
Posted by みっちゃん at 2007年08月26日 15:42
♪みっちゃんさん、コメントありがとうございます。

知人にふたりほど、フランス文庫?だったかな、エロ小説の作家の方がいるのですけど、ふたりとも自分の作品のこと、あんまり口にしたくない、って感じです。
60代のおじさま方で、ほんとうは純文学をやりたかったのに、生活のためにエロ小説を書いていたら、それしか書けないまま、この生涯を終えてしまいそうだ、みたいな。。

この頃のエロは若い女性とかがお洒落に書いているものも増え、雰囲気がだいぶ変わりましたね。
読者層も変わったし。

純文学だってエロの要素はものすごく大切だし、エロを書けるひとは物語をドラマチックに盛り上げることができるひとだと思います。
がんばってください☆
Posted by kanaliya at 2007年08月26日 22:37
おお!何とスバラシイことでしょう。
ひとくちに「童話」と言っても見る側がおこちゃまですからそれだけにかえって難しいとも思います。
私は子供のハートを震わせるような文章は書けないです。
エロじじーですが、表現力がないからそれも無理・・。
何はともあれスバラシイ!!
Posted by げら at 2007年08月26日 23:18
♪げらさん、コメントありがとうございます。

たぶん、童話といっても普通の書店ではなく、携帯サイトでの販売なので、ほんとうのおこさまは読まないかな、と思います。
字もこのブログの文字くらいか、もっと小さいくらいだし。

私の童話は大人の女性のための童話なので、今まで書く場所がなかったんです。応募する賞すらなかった。
だから、真剣に読んでくれるひとが、たとえ教室の先生と生徒のみでも、とてもとても嬉しいんです。

私も表現力あるわけじゃないけど、がんばりまっす☆
げらさんはきっと、社会派エッセイとか、向いてると思います。
電車の中の観察眼とか、群を抜いていますもの。
Posted by kanaliya at 2007年08月27日 06:54
私は発見してしまった
あのハリーポッターの原点になった映画を…
ハリポタの作者はあの作品を見てハリポタを
アレンジして作ったのだなぁ〜と思いました
映画の題名は忘れたけど、内容は似たような物でした
それでも、ハリポタがあれだけの大ブームになるんだから
似た作品をアレンジしたとは言え、凄い事ですよね
Posted by おケイ at 2007年08月27日 21:34
♪おケイさん、コメントありがとうございます。

まあ、何なんですか〜
その映画って〜???

あの長い物語の全てが網羅されてる映画なの??
とすると、かなりな長編では。。

ううん、気になる〜
Posted by kanaliya at 2007年08月28日 19:21
エロいのも見てみたい〜とか思ってしまうエロじじぃではありますが、童謡や絵本の類いも好きだったり…

売れ筋、人気のジャンルってのは大事なんですよね…?
それに囚われすぎるとうまく書けなかったりするのかな?
とりあえず、採用おめでとうございます(*^_^*)
頑張ってくださいね
Posted by あき at 2007年08月29日 00:10
おめでとうございます。
今回のことはきっかけかもしれませんが、続けて行く事で必ず道は開けていくものですから、あきらめずにがんばった結果が今回の評価なんでしょうね。
まずは今回の作品、そして次の作品につなげていって下さい。

いつか本屋さんの平積みになっているkanaliyaさんの本をお待ちしております。
Posted by メガヒゲ at 2007年08月29日 01:33
企画が通るということは、童話が載るということでしょうから、良かったですね。
何を書くにしても、書ける喜びがあると思います。
がんばってください。
Posted by OIL at 2007年08月29日 06:56
♪あきさん、コメントありがとうございます。

>売れ筋、人気のジャンルってのは大事なんですよね…?

そうみたいです。
ノンフィクションとかは携帯小説では全然無理だそうで、仲間のひとりがノンフクションの事件モノをやりたい、って言ったら、その場で却下されていました。

>それに囚われすぎるとうまく書けなかったりするのかな?

おおおお〜
すごい、あきさん、その通りです〜
仲間の別のひとりが「それを書けば売れますか?」が口グセなんですけど、彼は売れ筋を狙うあまり、己をなくしてしまい、全然書けない病にかかってしまいました〜

私はかろうじて全然書けない病にはかかってないんですけど、書いてはボツ病にかかってしまっています〜

かなり重症ですけど、がんばっていまっす☆
Posted by kanaliya at 2007年08月29日 18:57
♪メガヒゲさん、コメントありがとうございます。

表現の場では続けたからといって、道が開けるかというと、そうではないと思います。

自分のことだけではなく、100人くらいの仲間や知人を見て、そう思います。

それでも止めないのは、止めないのではなく、止められないのです。
そしてそれは、ある時には家族や友達にとっては迷惑なことだったり、障害になったりもします。

苦しいので、むしろ止められるものなら、止めたいくらいなんです。先生に息の根を止められるのを、むしろ私は待っているのです。
Posted by kanaliya at 2007年08月29日 19:02
♪OILさん、コメントありがとうございます。

明日、教室があるのですけど、すごく怖いです。
今朝、作品を送ったのですが、企画は通っても作品が通るかどうか。。

ああ、怖い。
なぜ怖いかというと、私の42年の命、そのものだからです。
Posted by kanaliya at 2007年08月29日 19:09
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