2007年06月07日

ほんとうに大切なことは、ほんとうに好きなひとからしか、学べない

昨年の今日、6月7日に、私の大切な先生が亡くなりました。
先生は私が14年通ったライタースクールの先生でした。先生のことを私は「東京のお父さん」と思っていました。

次の講座開始直前の死。
とてもショックでした。
悲しくて、苦しかった。

からだの半分を失ったかのような喪失感と、目の前が真っ暗になる感じ。。その後何ヶ月も、自分が自分でないような感覚が抜けませんでした。
普通に話したり、笑ったりしているのに、突然悲しみに襲われて号泣したり。

大切なひとを失うと、ひとはあんなふうになるのだと、先生から教えてもらいました。
先生からの最後の、とても大きな教えだったと思います。

それまでにも、悲しい別れは経験していたつもりでした。でも、血のつながった祖母や伯父、小さい頃からかわいがってくれた叔父が旅立ったときにも、あんなふうにはならなかった。
命日まではっきり覚えているのは、先生だけです。

残酷だなあと思います。




たぶん、私はきっと、ほんとうに大切なことはほんとうに好きなひとからしか、学べない人間なのだろうと思います。

そして、もしかしたら、こころが張り裂けそうな悲しみを知ることのできた自分は幸せなのかもしれない、と思います。
それはかつて、それほどまでに心を通わせた相手が確かにいた、という証だからです。

きっと、そういうひとをひとりも持てずに、一生を終えるひとだっているんじゃないかと思うのです。

私はこれから、来年もさ来年もその先もずっと、6月7日を迎える度に、先生のことを思い出し、先生のことを大好きだったことを思い出し、先生から深く愛されたことを思い出すのだと思います。

生きたからだを持った先生には、もう会えない。
だけど、私はいつまでもいつまでも、先生と出会い続け、先生に感謝し続けるような気がします。



posted by kanaliyahouse at 20:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 大切なこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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