2006年06月24日

さよなら、わたし

台湾で髪を切ったことは、こないだ切った直後に台湾のネットカフェで記事をアップしました。

髪を切るということ、実は、もう20年くらいやってませんでした。
あ、いや、長さを揃えるとか調髪の意味で美容院には行ってましたよ。でも、ずうううっとロングヘアーだったんです。
うん、20年。

20日ほど前、15年来の恩師が亡くなったのですが、そのときしみじみ、終わったなあ。。と思ったんです。
私の20年が。

そして認めなければならないと思った。
もう、自分は東京に出てきたばかりの二十代の女の子じゃないこと。一生懸命がんばってきたけど、結局なんにも、できなかったこと。

先生はもう、いないんだってこと。



私は15年間一度も引っ越してないし、結婚もしてません。
つまり、何にも変わってないから、よくわからないんです。時間の経過が。

きっと顔だってしみもしわもあるんですけど、髪型が同じだから、変化がよくわかんない。

だから、切ろう、と思いました。

日本で切ってもよかったんですけど、ちょうど台湾に行く予定にしていたし、どうせなら外国で、自分をがらっと変えたいと思いました。

美容師さんの目の前に立ち、これからこのひとに切って貰うんだと思ったとき。
「さよなら、わたし」
って、つぶやいていました。

恐かったんです。
変わることが。

外国でよかった。
日本語がわからないし、細かなことを気にしない台湾の美容師さんは、私のそんな独り言になんか気づきもしなかった。

日本だったら、
「ほんとに切っていいんですか?」
ということになり
「やっぱりやめます」
ということになっていたかもしれません。

さよなら、わたし。

何度も何度も口で、こころで呟きながら、私は私の20年を、切って貰いました。

びっくりするほど短い髪になりました。

美容院を出た瞬間から、鏡を見るたび、これが私?と思います。
これが、私、と自分に言い聞かせます。


6月末日締め切りの賞に応募するため、今、一生懸命小説を書いています。
なので、書き上げるまで、しばらく大好きなこの日記を休もうと思います。

再開は7月1日の予定です。


posted by kanaliyahouse at 11:37| 土星 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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