2006年05月20日

『ブロークバック・マウンテン』を観ました☆

昨日、日比谷シャンテで映画を観てきました。

『ブロークバック・マウンテン』。

監督は『いつか晴れた日に』『グリーン・デスティニー』のアン・リー、主役は『ブラザーズ・グリム』のヒース・レジャー、『デイ・アフター・トウモロー』のジェイク・ギレンホール。

なんて書くとなんだかすごーく映画に詳しそうですが、どれも観てません。『ブロークバック・マウンテン』のHPを見て、書いているだけです。

私は映画は大好きですが、いっぱい見るのは好きじゃないんです。1本見たら、しばらくその映画の余韻に浸りたいタイプ。

『ブロークバック・マウンテン』は気になりつつ、観るつもりはなかったのですが、



こないだ、いそうろうちゃんと飲んだとき、いそうろうちゃんに
「まだ、『ブロークバック・マウンテン』を観てないの?」
と責められたのです。

彼女はものすごい映画狂いですが、あんまりひとに映画を薦めたりしません。
それなのに
「ふうん、まだ観てないんだ。そりゃ、一生の損失だよ」
とまで言うんです。

そこまで言われたら。。と思って、行ってきました。

男ふたりの、友情と人生と愛の映画でした。

空と雲と山と雪。馬とロバと、数え切れない羊たち。
ふたりきりで羊を守りながら山で暮らす日々。。

うん、はっきり言いましょう。
男同士の愛の物語です。

私自身はノンケだし、そうでないひともふたりほど知っていますが、よくわかりません。
差別も偏見もないつもりだけど、やっぱり彼らは特別で、自分とは違うひとたちなんだろうと思っていました。

けれど。
『ブロークバック・マウンテン』を観ているうちに、映画の中のイニスとジャックが、なぜお互いを必要としたのかはわかりました。
そして、彼らを通して、なぜ、ひとはひとを愛するのか、ということが前より少し、わかったような気がします。

以前に美輪明宏さんが、テレビのインタビューで、「どうして男性しか愛せないのですか?」と訊かれたことがありました。
「だって、女性は強いもの。私は弱いものしか愛せないのよ」
と仰っていたのを、私はなぜかずうっと覚えています。

普通、女性は弱くて男性は強い、って言いますでしょ。
それを逆だと美輪さんは言う。

私はしばらく考えて、勝手にわかった、って思っていたのですけど、『ブロークバック・マウンテン』を観て、ああ、全然わかってなかったなあ、とも思いました。

『ブロークバック・マウンテン』、私は万人にはとてもすすめられないと思いますが、愛と人生に不器用なひとたちには、とてもいい映画だと思います。


posted by kanaliyahouse at 10:59| Comment(4) | TrackBack(0) | 土星 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
同姓しか愛せない人、、、。
昔はよく2丁目に飲みに行ったので、そういう友人は多かったですが、最後まで彼らの気持ちはわかりませんでした。
女性が強い。。。確かに。
だってそういう男性に対しては「男性が弱いからでしょ」と思わず言ってますから、、きっと女性が強いんでしょうね。

そういう女性的な男性のほうが女性らしいです。
それは自分にないもの(姓)をはっきりと認識しているので女性に近づけるためにかなりの努力をしているからなんだろうなぁと思うんです。
そういう面をみると女性というだけでなんの努力もしていないでいる自分が恥ずかしくなったりしますけどね。。。
Posted by nakamama at 2006年05月20日 11:09
♪nakamamaさん、コメントありがとうございます。

>昔はよく2丁目に飲みに行ったので、

まあ、うらやましい。
私は一回しか行ったことないんですよ。
それも観光バーじゃなく、専門バーに行っちゃって。。

すっごく優しく、気持ちよくしてくれましたけど、彼らの聖域を侵してしまった気がして、行けなくなりました。

ときどき、福岡から友人が来て、二丁目で飲みたい!とか言われるんですけど、連れてってやる店も知らない。。みたいな、ていたらくです。(汗)

私は女性として恵まれているほうではない癖に、どう努力していいかもわからなくてダメダメです。
ふう〜
Posted by kanaliya at 2006年05月20日 11:23
何の映画だったか忘れましたが、kanaliyaさんのブログを読みながら思い出したセリフがあります。
「女はね、男みたいに女々しくないの!」

同性愛の映画は好んで観たわけではありませんが、やっぱり印象に残っているのは「バードケージ」です。当時の自分のこの映画の感想文を読み返してみると、あなたと同じような感想を書いているので、びっくりしたり、可笑しくなったり・・・

「バードケージ」という連日満員御礼のナイトクラブを経営するロビン・ウイリアムズと看板スター役のネイサン・レインの演じたゲイの世界は自然で、ジメジメしてなくて、それでいて温かく笑わせてくれました。

え?私の感想?

それは、人間の愛情の世界を、一方的なジョウシキという物差しでしか計ることの出来ないつまらなさを感じたというか、最後はそんな私のジョーシキの針も完全に振り切れてしまった。というところでしょうか。
Posted by red_pepper at 2006年05月20日 18:46
♪red_pepperさん、コメントありがとうございます。

「バードケージ」、この映画は全く知らなかったのですが、興味をひきました。
ひとつはコメディだってこと。
もうひとつはタイトル。鳥かご、ですねえ。

私、自分のことをカナリヤというくらいですから。(笑)

DVD借りて見てみよう、と思いました。

>当時の自分のこの映画の感想文を読み返してみると、あなたと同じような感想を書いているので、びっくりしたり、可笑しくなったり・・・

映画をご覧になるたびに感想を書き残しておられるのですか?
すごいなあ、それはとてもいいですね。
後から読み返すのはとても面白いし、何度もその映画に出会うことができ、財産になると思いました。
Posted by kanaliya at 2006年05月21日 09:24
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